犬の表現の仕方を理解する
犬は言葉を話すことができません。だけど、さまざまな(しぐさや表情、鳴き声)などの全身を使った表現で自分の意志や感情を伝えます。
犬の表現の仕方
喜び感:シッポを大きく振る・体をくねらせる・明るい声で吠える
警戒感:耳を前方に向けて口も閉じてシッポを立てます。遠くまで見える高い姿勢をとって、注意を集中させます。
服従感:敵意がないことを示すために姿勢を低くして這いつくばるように伏せをします。仰向けになってお腹を見せるのは最大の服従姿勢です。
恐怖心:姿勢を低くして毛を逆立てます。耳を後方に倒していたら恐怖心を感じています。
攻撃心:耳を後ろに倒しながらも歯を見せうなり声をあげたらさらに恐怖心が高まっています。追いつめられれば攻撃に出ます。
優位性:後ろから相手に覆いかぶさって腰を動かしたり、相手の背中にアゴや前足を乗せたりして相手を見下ろすような姿勢をとります。
真似る:焼き芋屋さんや救急車の音を聞いて犬が真似ます。あれは野生の頃の名残があり、一種の遠吠えだと言われています。