【小型犬・中型犬・大型犬】犬年齢を人間に例える計算と数え方の早見表
犬と人間では年齢換算の方法に大きな違いがあります。犬は人間に比べると格段に早く成長すると言われています。
犬種によって差があるので一概には言えませんが、生後1年〜1年半を過ぎたらもう立派な成犬です。家に来た時は無邪気な赤ちゃん犬でも、人間の年齢をあっという間に追い越していきます。ここでは犬年齢を人間に例える計算で数え方も紹介しています。
犬の年齢は、一般的に大型犬と小型・中型犬で換算方法が異なります。
大型犬
・1歳で人間の12歳程度
・それ以降は1歳ごとに7歳ずつ加算する
小型・中型犬
・2歳で人間の24歳程度
・それ以降は1歳ごとに4歳ずつ加算する
したがって、例えば大型犬の10歳は人間の75歳、小型・中型犬の10歳は人間の56歳に相当します。
ただし、この換算方法はあくまでも目安であり、犬の個体差や飼育環境によっても実際の老化の速度は異なります。
また、犬の寿命は平均10〜15歳程度とされていますが、近年では犬の食事や医療技術の進歩により、20歳を超えて生きる犬も増えてきています。
愛犬の年齢を把握しておくことで、健康管理やしつけなど、犬の生活をよりよくサポートすることができます。
ぜひ参考にして下さい。
犬の年齢早見表【小型犬・中型犬・大型犬】
犬の年齢を人間に例えると何歳になるか?
年齢換算はおよその目安です。種類や住んでる環境によって変わってきます。
人間 | 小型犬・中型犬 | 大型犬 |
---|---|---|
一ヶ月 | 1歳 | ー |
二ヶ月 | 3歳 | 1歳 |
三ヶ月 | 5歳 | 2歳 |
六ヵ月 | 9歳 | 6歳 |
九ヶ月 | 13歳 | 8歳 |
1年 | 17歳 | 12歳 |
2年 | 24歳 | 19歳 |
3年 | 28歳 | 26歳 |
4年 | 32歳 | 33歳 |
5年 | 36歳 | 40歳 |
6年 | 40歳 | 47歳 |
7年 | 44歳 | 54歳 |
8年 | 48歳 | 61歳 |
9年 | 52歳 | 68歳 |
10年 | 56歳 | 75歳 |
11年 | 60歳 | 82歳 |
12年 | 64歳 | 89歳 |
13年 | 68歳 | 96歳 |
14年 | 72歳 | 103歳 |
15年 | 76歳 | 110歳 |
16年 | 80歳 | 117歳 |
17年 | 84歳 | 124歳 |
18年 | 88歳 | 131歳 |
19年 | 92歳 | 138歳 |
20年 | 96歳 | 145歳 |
小型・中型犬
成犬になるまでの成長は早く、老化は7歳頃からゆるやかに始まります。
大型犬
成犬になるまでの成長はゆっくりですが、老化は早く5〜6歳頃から始まります。
犬の種類について
一般的に犬の大きさの基準は、「体重」と「体高」のみで定められています。
体重と体高は、ジャパンケネルクラブや、アメリカンケネルクラブなど、国際畜犬連盟に加盟する畜犬団体において、世界共通でスタンダードの基準が設けてあります。
しかし、「小型犬」「中型犬」「大型犬」という区別に明確な定義はありません。これは、小さいや大きいといった感覚は人それぞれなので、世界共通認識にすることが難しいからだと考えられます。
基本的には、成犬体重が10kg未満の犬を「小型犬」、25kg未満の犬を「中型犬」、25kg以上の犬を「大型犬」と分類している場合が多いようです。
小型犬の種類
パグ・チワワ・トイプードル・ビーグル ・ ボストンテリア・ミニチュアダックスフンド・マルチーズ・シーズー・キャバリア・ポメラニアン・ヨークシャーテリア・ジャックラッセルテリア等
中型犬の種類
柴犬・ビーグル・ボーダーコリー・コーギー・ブルドッグ・フレンチブルドッグ・シェットランドシープドッグ・スピッツ・アメリカンコッカースパニエル・バセットハウンド・ボストンテリア等
大型犬の種類
セントバーナード・シベリアンハスキー・カーリーコーテッドレトリバー・ゴールデンレトリバー・ラブラドールレトリバー・ダルメシアン・コリー・バーニーズ・ジャーマンシェパード・土佐犬・秋田犬・エアデールテリア等
愛犬の健康管理
愛犬の健康管理はとても重要です。以下に、愛犬の健康管理のためのいくつかの基本的なアドバイスをご紹介します。
1.犬の健康状態を維持するためには、定期的に獣医に診てもらうことが重要です。年に1回の健康診断を受けることをおすすめします。獣医師は予防接種やワーム対策、健康問題の早期発見など、犬の健康管理に関する助言や治療を提供してくれます。
2.犬にはバランスの取れた栄養が必要です。適切な量の高品質のドッグフードを与えることが重要です。犬の年齢、サイズ、活動レベルに合わせたフードを選ぶことをおすすめします。また、食事の時間と場所を一定にすることで、犬の健康を促進することができます。
3.適度な運動は犬の健康にとって重要です。犬種や年齢に応じた適切な運動を提供してあげましょう。 p散歩やランニング、遊びなど、犬と一緒に楽しみながら運動することができます。適度な運動は犬の体重管理や筋力維持に役立ちます。
4.愛犬の被毛や皮膚を定期的にブラッシングすることで、皮膚の健康を保ち、毛玉や皮膚疾患の早期発見につながります。また、犬の歯の健康にも注意を払いましょう。定期的な歯磨きや歯のチェックを行い、歯垢や歯石の蓄積を予防しましょう。
5.犬は心の健康も重要です。愛情を注いで接すること、適切な社会化を促すこと、犬のストレスを軽減する環境を提供することなどが重要です。
本や雑誌によって、人間に例える犬の年齢が違うのはなぜ?
犬の年齢を人間の年齢に換算する方法は、以前は一般的に「1歳の犬年齢は7歳の人間年齢に相当する」とされていました。
しかし、最近の研究により、犬の年齢と人間の年齢の関係は複雑であることがわかってきました。
そのため、本や雑誌などで犬の年齢を人間に例える方法が異なる場合があります。
犬の成長スピードは年齢によって異なるため、1年間の犬の成長が1年間の人間の成長に対応するというシンプルな換算は正確ではありません。
犬の成長は最初の数年で急速に進み、その後はゆっくりと落ち着いていきます。
また、犬の種類によっても成長スピードが異なるため、大型犬と小型犬では成長のペースが異なることも考慮しなければなりません。
最近の研究では、犬の年齢と人間の年齢の関係をより正確に換算するために、遺伝子や生化学的なマーカーを用いて犬の年齢を測定する方法が提案されています。
これにより、犬の年齢を人間の年齢により正確に換算することが可能になるかもしれません。
要するに、犬の年齢を人間の年齢に例える方法は科学的には確立されていないため、異なる換算方法が存在するのです。
ただし、獣医師や犬の専門家は、犬の年齢に応じた適切なケアや健康管理を行うために、より正確な年齢評価方法について研究を進めているようです。