犬の習性について
犬の先祖は群れで生活してました。現在の犬にとっての群れは一緒に暮らす人間の家族です。
犬の先祖がオオカミだという説があるように、オオカミは群れ単位で行動をします。
群れの中には仲間を統率するリーダーがいて、リーダーは仲間の中では絶対的な存在です。
人間と一緒に暮らすようになった犬たちは、群れを私たち人間の家族だと思っているようです。
なので、家族の中でも自分の順位をいつも確認しながら生活しています。
ほとんどの犬が、自分の面倒をみてくれる飼い主をリーダーとしています。
自分より上だと思う家族には忠誠心をもって服従します。
だけど、自分より下だと判断している犬は家族の言うことには従いません。
また、家族の中で犬自身がリーダーだと勘違いしていれば、飼い主の言うことには従わなくなり問題の多い犬になるでしょう。
犬は強いリーダーに従うことで安心する動物です。
飼い主が犬の習性（群れで生活）をしっかり理解して、よいリーダーになることが大切です。